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作品名:スレイヤーズ!



作品概要  主人公のリナ=インバースは自称・最強の魔術師。最強の呪文竜破斬をひっさげて世界中を旅しながら魔族との戦いを繰り広げる。 相棒の脳みそスライムにして天才剣士・ガウリイ、ブロウ・デーモンとストーンゴーレムとの合成獣・ゼルガディス、王女ながらも旅をするアメリアなどの愉快なキャラが登場する。 後半では新たにルーク、ミリーナといったキャラが登場する。
 話としては完全な異世界ファンタジーもの。魔法や、伝説の武器といったファンタジーには欠かせないものが多く登場。魔族も多くの種類が登場し、戦闘場面では多彩な殺陣が楽しめる。 二段構成で、八巻までが前半、それ以降が後半戦になる。魔王シャブラニグドゥと神スィーフィードの戦った世界という設定。他に三つの世界が平行して存在し、それらのひとつは『混沌の海』に突き刺さった塔のようなもので、ある意味共通の世界であるという。 そのほかの世界は『クレアバイブル』と呼ばれる異界の書に記されている。どの世界それぞれも神と魔王が対立し、その全ての元なるものがロードオブナイトメアと呼ばれるものである。
 リナは自分が生きるためにこの世界の魔王と戦い、世界の真実を知る。

 外伝は本編とリンクするところも多々あり、変人魔術師・白蛇のナーガのともに旅をするリナをえがいた話がメイン。 完全娯楽モノで、ある巻ではあとがきだけで70ページを使用するという前代未聞のこともやった。時々本編キャラの外伝があり、そちらは真面目な内容となっている。 



感想・批評  笑いを入れるところではしっかりと笑いをいれ、真面目な所では真面目に話を進める。 かといって笑わせているところがただあるだけではなく、重要な複線などが隠されている場合もある。 文章の内容、言葉遣いがライトノベル的(軽いノリ)であり、非常に読みやすいものとなっている。
 魔族の階級の設定、行動理由などもしっかりと設定してあり、巻を新たにするたび何度も説明があるので簡単に入りやすい。 魔法などの設定も同じく、根底がしっかり出来ているので矛盾が生じていない。
 ただ、それは後半からであって、一巻から三巻あたりまでは様子見で世界観の構成中といったある種未熟な点が見られる。 改行を多用するのもよくない癖で、買う側としては値段の割りに文字が少ない、と凹むかもしれない。勿論必要な部分の改行はいくらでもやって欲しい。
 だけど、大事なことは、私がライトノベルに出会った最初の本はこのスレイヤーズであり、その頃純粋に面白いと感じたことだと思う。 ファンタジーの面白さを知るにはもってこいの本であり、この本を書いた神坂一さんに感謝を。
 あと、現在は外伝だけがずるずると続いているが、正直、リナがすごした日数がどう考えても採算が合わなくなってきている。 いっそのこと他のキャラのその後をえがくとか、新しい作品を書いて欲しい、などと思う。